2013年6月23日日曜日

ユニクロだけが「ブラック」ではあるまい

私は

アパレル小売の印象を

街で歩いた印象でいうと

その印象は

ユニクロだけが「ブラック」か

である

これはあくまで印象です

どこからその印象が来たのか

というと

アパレルの店で働く店員たちは

当然、自社製品を売るために

その服を着るのだが

まあ、そこは問題ではないが

(買わされていることはよもやあるまい)

化粧をしている

この化粧代はやはり自腹でしょう

だが

ユニクロの店員は時給が安いとはいえ

化粧までさせられることはないだろう

というか

女性の「嗜み」で行うかもしれませんが

メイクに金かかってます、という雰囲気はユニクロの店員からは

感じられない

そもそもユニクロの店員は

客に「お似合いですよ」という

セールスはしない

その部分はほかのアパレル小売よりよいのでは

店員が「お似合いですよ」ということを言ってこないのもあり

もともとデフレ価格商品だから

客はユニクロに足繁く通うようになり成長してきた

ユニクロを支えていたのは

客だったのである(笑)

それはともかく

ほかのアパレル小売は

「お似合いですよ」とか客と仲良くならなきゃあかんとか

異様なまでな「労働力」を求められ

(ユニクロと時給は大差ないのでは?)

もしかすると

ノルマがあるかもしれん

だから

客に「お似合いですよ」とセールスをするのである

客は買ったら買ったで「お客様お帰りですよ」とかいうのである

この過剰な接待は何?

である

だが

ユニクロには

そんなことはない

つまり「お似合いですよ」というセールスがないということは

作業だけしておればいいのであろう

だが実像は知らない

実像を知りたければ


以下の本を

読んでください

そもそも販売業(小売、サービス、飲食も含めて)全般に言えるのだが

販売業は売れなければ

利益の縮小が当然ストレートに反映する

業態である

ブラックは

販売業を選んだ時点で

必然的に

ブラックになる可能性が高いのである

世界一の小売業

ウォルマートもブラックだ

そして

今回参議院選挙に出馬する渡邊美樹が率いる企業ワタミも

居酒屋という販売業である

では

他の業態はブラックが免れるかというと

そうではなかろう

「製造業の王者」トヨタで働いた

鎌田慧のルポにその実態は詳しい


だが

現在は

鎌田が働いた時よりも

ひどくなっているのではないかという予測ができる

でも

ブラックでない業態はありませんか

という疑問が残る

農業も外国人研修生を時給200円だかで雇っていたこともよく

暴露されるニュースにある

「ブラック」でない業態は世界中探してもないだろう

というのが筆者の考えで

どんな企業も「ブラック」を目指すという考えを持てば

労働三権の重要さがわかるはずである

労働三権の重要さを理解するには

どんな企業も「ブラック」を目指すという

現実的な認識だけである

事実

「反体制的」な書物を出版している三一書房でも

労働争議は1998年から2011年まで継続的に行われていたのである

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%B8%80%E6%9B%B8%E6%88%BF

資本主義で「労働者」として生きていくには

自己啓発やノマドなどより

労働者の権利を持つことが重要で

私は労働者ではない

起業家だと言いたい人はそれはそれで良いが

成功するとも限らないから

権利意識はもっておいたほうがいいのである

というか

起業家を目指す坊やは「資本論」読めである

資本主義で生きている以上

経営者も労働者も

法人という「ブラック」から免れない



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2013年6月14日金曜日

置き去りにされる日本


日米首脳電話会談 オバマ大統領、米中首脳会談の内容を説明
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00247919.html

であるが

これは安倍首相とオバマ大統領が

中曽根、レーガンが互いにロン、ヤスと呼び合ったフレンドリーな仲ではない

また

小泉とブッシュのような対米従属な関係でもない

安倍首相とオバマ大統領の関係は

以前、オバマ大統領が安倍首相を冷遇したことに端的に示されている

オバマ氏に避けられる安倍首相
http://news.livedoor.com/topics/detail/7666942/

「「ミヤネ屋」が、安倍首相がオバマ大統領に冷遇されたワケを「従軍慰安婦」問題での“右翼的言動”と解説」
http://sun.ap.teacup.com/souun/10869.html

安倍首相に対する「不快感」を世界に晒したオバマ大統領:安倍自民党政権の誕生により民主党政権より悪化した日米関係
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/609.html

つまり対米従属という関係より悪化しているのである

安倍首相はオバマ大統領に潰されることを本能的に

察知したので(空気を読んだのである)

米国債50兆円を購入

TPP参加

そして米国機関投資家むけのアベノミクスという

「対米従属」策を次々と行なってきたのである

これらの貢納政策で

安倍首相の政治姿勢を寛恕されたいという

「日本的」な下心しかない

まったく誠意のない

「外交」が「安倍外交」である

だが

そんな「貢納外交」は

日本の三流企業のあいだでしか通じない

「営業」のたぐいで

アメリカ首脳部には歯牙にもかけない

問題は

安倍首相のその政治姿勢が

改められない限り

いつまでも

オバマ大統領は安倍首相を警戒し続けるだろう

なぜ

日本政府は

安倍自民は日米同盟強化に急ぐのか

焦るのか

それは

端的に言って

日本が世界から

孤立しているからである

周恩来田中角栄会談で棚上げである尖閣諸島をめぐって

民主党が中国漁船を捕まえ、

民主党が尖閣を購入した以降

日中関係が冷え込み

日中貿易にダメージを与えた

そのことをチャンスとして自民は民主党を追求すれば

安倍自民は対アメリカの信頼回復をできたであろうが

追随しているのである

これは当然、中国とも険悪になり

頼みのアメリカとも冷えた関係を作っている

また韓国に対しては

日本国内に理由なき嫌韓感情が沸き上がっており

それら

嫌韓層が自民党の票田なので

(自民党ネットサポーターズである)

まさか安倍自民が韓国と友好関係を保つということを

言ったとしても

この有様である

日韓関係よくならなければ…安倍首相と韓国大使会談
http://military38.com/archives/27308056.html

韓国と日本もいい関係ではない

ロシア、EUはどうか

イスラムはどうか

イスラム蔑視で「批判」を浴びた猪瀬知事だが

幸いにもトルコは日本を歓迎してくれたようだが

日本政府を歓迎したトルコ政府は

反政府デモにあっている

日本を歓迎してくれる国は

トルコ政府のような

反人民的な国だけでしかないのか

こう考えると

日本を歓迎してくれる国は

あるのかないのか

いささか怪しいのである

国連での上田人権大使のシャラップなどは

ますます日本を世界から遠ざけることになっている

イタリア、フランス、スイスは日本を

ブランド品を購入してくれる

イエロー・モンキーとしかみてないだろう

つまり、日本は世界から「置き去り」にされているのである

それは

保守主義者がいうような腰抜け外交に原因があるのでなく

腰抜け外交の代わりに台頭してきた「軍国主義」に原因がある

オバマ大統領以降、たとえ

大統領が共和党に変わろうが

日米関係がよくなる見込みはない

なぜならこのような

「反人権」国家と同盟を結び続けることは

アメリカの「国益」を損ねると

アメリカ首脳部は判断するであろう

実際、議会で

決議されたようである

つまり

今や日米は

反米ナショナリストが言うような対米従属という関係以下だと認識しておいたほうがいい

これら反米ナショナリストは

東条英機が

「アメリカ、イギリスと戦争しないと中国が盗られる」と

近衛文麿に言ったこととそのうち似たことを言い出すであろう

われわれは

現在、必要とされる

人民の「知性」は

従軍慰安婦日本軍の強制がない、侵略の定義が決まってない

と言った安倍首相を罷免要求することが

日本国民の「知性」であり

「権利」である

そのことが日本を「置き去り」から救うであろう


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2013年6月11日火曜日

リフレ派は経済戦争に負けた戦犯

孫氏いわく「上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の次は兵を伐つ。其の下は城を攻む。城を

攻むるの法は已むを得ざるが為なり。」

つまり

アベノミクスは

海外の株式投資家という「上兵」にしてやられた


景気ウォッチャー調査2カ月連続低下、株価下落などで先行きも低下
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95904C20130610?sp=true

6月20日「株価1万円割れ」“異次元暴落”に突入 アベクロが相場の常識を壊した (日刊ゲンダイ)
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar252407

アベノミクスは

アングロサクソン流の強欲資本主義に仕組まれた「経済戦争」で

そのお先棒を担いだのが

リフレ派という経済学者らである

伊藤元重、飯田泰之、浜田宏一‥

まあほかにも

この種の戦犯経済学者は数え上げるほどいるだろうが

いちいち固有名詞など覚えてないので

忘れた

まあ、代表格だけ書いたのだが

彼らは「アベノミクス」が

失敗しても

言い訳を用意している

それもこういうだろう

日本国民が協力してくれなかったからだ

左翼が反発したからだ

予想できる

そして

こういうだろう

「経済と政治は別物だ!」

経済と政治を別々に切り離すということは

つまり

経済に国家が介入するな

よく

いわれる市場の自由といわれる考えで

それはアダム・スミスに起源をもつのであろうが

現代版の形を変えたバージョンが

マネタリズムである

大企業の利益を守る経済理論を構築するのがシカゴ学派で

フリードマン、ハイエクは資金提供を受けていた

その学問の子孫的継承者が

日本のリフレ派で

単なるマルクス経済学への反発でしかない

マルクス経済学が

というか

マルクスが

資本主義の限界を分析したのだが

彼ら

リフレ派というか

マネタリストは

市場は無限だ

と言い募る

イノベーションとやらで

その信奉の現実が

アベノミクスによる株価下落である

マネタリストのハイエクは1981年チリの新聞誌上でこう言っている

「独裁制は時に民主主義よりも望ましい場合がある、なぜなら独裁制のほう

が政治の市場介入を制限しやすいからだ」

経済学者は

確かに

政治と経済を切り離して考えたがるいきもののようだ 

たとえ

ノーベル賞をもらった経済学者といえども

リフレ派の政治責任を追求する時期だろう


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2013年6月10日月曜日

ニセ左翼に気をつけろ

ニセ左翼は

右翼の罪と同じように

人民への罪は重い

ニセ左翼は

急進的なスタイルをしているようにみえて

原発デモで日の丸を掲げてしまう

誤謬をしてしまう

誰のことかわかったかな

ニセ左翼の特徴は

旧左翼への反発をし

旧左翼への権威を引きづりおろした

全共闘の行動スタイルを継承している

全共闘に対して

全学連は

左翼である

そのことが

柄谷行人の言う1960年と1968年の差である

以下の著書の書かれてある

全共闘的な

あらゆる反権威的な行動の

帰結が連合赤軍であったように

現在の

ニセ左翼

福島原発事故と在特会で

左翼にととめがさす、俺も左翼だが

という放言をする

野間はじめとしたしばき隊

という

ニセ左翼

目立ちたいだけのプチブル急進主義



在特会へのカウンター・デモの前に行った

民主党政権下で行われた

反原発デモの

帰結が

自民党政権への期待を潜在的に促し

原発再稼働につながった

こういうことを言う私は

権力から放たれた分断工作者と罵られるだろう

だが

現在の首相である

安倍晋三の

従軍慰安婦は日本軍強制性ない

日本国憲法はいじましい

朝鮮学校無償化除外適用

侵略の定義は定まってない

等々

ヘイト・スピーチ

人民への攻撃が

公認で行われている現実を

見ずに

自分は

権力と戦っているポーズだけで

在特会たたきをする

しばき隊は

ニセ左翼と言われても仕方がない

ニセ左翼の気分は

しばき隊が敵とみなす

在特会にも気分として共有している

彼らは

お互いに戦っていながら

既成左翼の権威をひきずりおろすことは

共通しているのである

このような「超自我」に反発するかのような

「エス」で

動く「未開人」には

「われわれは断固としてモダンでなければならない」(アルチュール・ランボー)

これ以上

左翼崩壊を進めたら

「日本」は

いうまでもなく

軍国主義と新自由主義の結びつきが強まるだけだ

であれば次回の参院選では

われわれは

旧左翼の

頑固なじじいのような

日本共産党に票を投じなければならないであろう

その選択がベストではないにしても

軍国主義と新自由主義の結びつきの進行をいくらかとめられる


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2013年6月2日日曜日

慰安婦は猛者たちの休息のために必要とされたわけではなく、兵士の「退屈」に応えた旧日本政府が対応した結果である

橋下大阪市長は「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶ

っている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって

わかる」であるが

「誰だってわかる」、私にはわからない

ちなみにこの言葉

日本語としてもおかしい

「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに」

であるが

銃弾が雨嵐の中飛び交うような

戦争であれば

走る必要ない

遠くから敵を銃で撃てばよい

というか

走らないために

近代兵器は

作られてきたのであって

その究極が

原爆や水爆である

イメージとしては

われわれがお茶の間のブラウン管を通して見た

湾岸戦争の爆撃機から

みたターゲットの映像

それが近代兵器の意味であって

シュワルツネッガーのターミネーターを想起させる

自国の兵士の損傷を最大限に少なくし

敵国兵士の殺傷を高めるために

近代兵器は作られたのであって

まさか

封建時代の一騎打ちのように

われこそは~

などと走り回っているのではない

どうやら橋下市長は

美化された戦争ドラマの見過ぎかもしれない

戦争の実態

というか

「皇軍」の実態は

これを見よ



抜粋なので「皇軍」の実態はここには動画でアップされていないが

「戦ふ兵隊」の「皇軍」はただただ疲れた兵士が映るのみで

「うわべは戦意昂揚をうたいながら,〈戦争と生命の悲痛な関係の実証だけ〉を描いて反戦,反骨

の姿勢を貫いた。《戦ふ兵隊》は公開禁止になり,亀井は逮捕,投獄された。…」という

ドキュメンタリー映画である

http://kotobank.jp/word/%E3%80%8A%E6%88%A6%E3%81%B5%E5%85%B5%E9%9A%8A%E3%80%8B

戦争を空想的に描いた

「機動戦士ガンダム」などを見ていると

橋下大阪市長のように

「精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、」という

まったく「空想」的な言葉になる

リアルの喪失である

そもそも

この「空想」的な言葉は

祖国防衛とやらで戦う兵士に失礼ではないか

それに

橋下大阪市長が米軍兵士によるレイプ多発で

風俗使ってください、ですが

まさにまさにまさにまさに

侮辱でしょう

それにこの沖縄への米軍兵士によるレイプだが

「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶ

っている」ときに休息で女体を求めてレイプを起こしたのではなく

まさに「戦っていない」状態

目的がわからない

もしくは

監獄内部の退屈しのぎで

ほかの囚人を

殺してしまうような

心理状態において

米軍兵士の沖縄へのレイプが発生し

明日、旅立つから

抱きます!

(アムロ、抱きますとおちょくりたくなる)

という三流ロマンエロ漫画ではあるまい

祖国防衛とやら愛国とやらという

「精神的な高み」において

戦う兵士を

慰安婦、売春でもって

「慰労」させようとするその考えは

まるで

疲れた男性社員を、もてなす

いやいや強制的に社員旅行に参加させられる女性社員に近い

男性社員は「精神的にも高ぶっている猛者集団」ではない

たんなる退屈しのぎで

自らの攻撃衝動を満足させるために

セクハラをするのである

つまり

旧日本軍の慰安所設置は

長く続く戦地での駐留における兵士の不満、退屈というはけ口に応えた旧日本政府が対応した結

果である

事実、中曽根は

自著「終わりなき海軍」でこう述べている

「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんな

かれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやった」

まさに「退屈しのぎ」の慰安所設置であることがここに明白に書かれているが

その自ら述べたことに

「大勲位」中曽根は

「事実と違う。つくったのは海軍の工員の休憩と娯楽の施設」と否定していた。」

と火消しに回っているが

中曽根元首相が積極的に慰安所づくりに関与していた“証拠”が見つかっている

「高知県の市民団体が2年前に公表したところによると、62年に当時の防衛庁がまとめた資料に、中

曽根元首相が戦前、海軍の主計長を務めていた『海軍航空基地第2設営班』についての記述が出

てくる。インドネシア・ボルネオ島において『主計長(中曽根)の取(とり)計(はからい)で土人女を集め

慰安所を開設』と記されているのです。民家を慰安所につくり替えた地図も残っていて、信(しん)憑

(ぴよう)性が高い」(軍事ジャーナリスト)

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8810.html

戦争を「空想」的に美化してしまう

ロマン派的な夢想が

「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶ

っている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって

わかる」になる

いつまで「日本」は現実を失い続けるのだろうか


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