2013年4月11日木曜日

大阪府の生活保護法等改正案に反対する

(生活保護法等改正案) (pdf, 843.16KB) - 大阪市
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu210/mayor/img/101020_03.pdf


社会保障制度全般のあり方を含めた
生活保護制度の抜本的改革の提案

http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/cmsfiles/contents/0000007/7122/221227_H22soukai01_09_shiryou4-2.pdf


社会保障制度全般のあり方を含めた
生活保護制度の抜本的改革の提案

http://www.siteitosi.jp/conference/honbun/pdf/h22_12_27_01_siryo/siryo3_2.pdf



「趣旨目的

生活保護制度は昭和25年の制度創設以降、抜本的な改革がなされていないため制度

疲労を起こしている。

今日の社会情勢に対応した制度とするために、被保護者の社会的自立の助長をより

促進し、生活保護の適正化を図ることができるよう、関係法令の改正を行う。」

制度疲労を起こしている

具体的にはどういうことだ

言わんとすることは

不正受給のことだが

不正受給ではなく

問題は漏給である

不正受給は

「2010年時点における不正受給件数は2万5355件、全体に占める率は1.8%、不正受給額は128億

7425万円、全体に占める率は0.38%である」。(ウイキペディアより)

この不正受給の占める率は

現代思想でも指摘されている



だが何よりも

注意してみなければならないのは

この改正案条文である


「改正項目

1 被保護者の社会的自立の助長をより促進する制度設計

(1)生活保護法の改正

○ボランティア等への参加

○就労へのインセンティブが働く制度設計

(2)雇用対策法の改正

○期間を設定した、集中的かつ強力な就労支援制度」


○就労へのインセンティブが働く制度設計とあるが、生活保護受給者を

怠け者の働かないフリーライダーと

決めつけている

生活保護受給者をフリーライダーと見る視点は

どこから生まれたか?

ミルトン・フリードマンですね

ミルトン・フリードマン仕込みの

マネタリズムと日本的な道徳観が合体したのが

現在の生活保護バッシングの真相だから

バッシングの担い手は

自由主義者と呼ばれる

「自営業」「零細事業者」まで

一緒になって

生活保護受給者を叩いている

そもそも生活保護受給者は
以下のサイトからもわかるように
http://xn--ruqu92eenf16x.biz/jukyusya.html

「高齢者」「母子家庭」「障害者や傷病者」で87%の割合を占めている

彼らは働きたくなくて

働いてないのではなく

働けないのである

そういう彼らを「フリーライダー」扱いしてバッシングするのは

なんて「非寛容」な社会だ

なんて「殺伐」とした社会だ

なんて「血も涙もない」社会だ

しかも年齢別にみると

60代以上が50%だ

バッシングしている人間がいつ会社を解雇されて

今では胸はって親を養っているかもしれないが

解雇されたら

親を養える保証はあるのか

自分だけが食べるので精一杯ではないのか?

どうしてそういう想像力が働かないのだ?

現在、生活保護を受けている老人や障害者たち、母子家庭の人たちには

バッシングしている人間のような

「暖かい家族」に恵まれてないかもしれないじゃないか

なんで

そういう想像力が働かない?

なんで働かない?

なんでだ!

そこまでばかになったのか

僕はそのことに悲しい

弱者をいたわろうという気持ちはないのか!

弱者のためなら税金を使っていい



なんで

「寛容」になれない

そこまで

馬鹿か?

馬鹿か?

馬鹿か?

生活保護バッシングしたから

老人たちは

最終的に

頼りになる生活保護を受給するのが

悪いという意識が働き

偽装質屋から金借りるという悲惨なことになっている

偽装質屋 家宅捜索
http://heiwanomori.blog.fc2.com/blog-entry-17.html

そういう犯罪をはびこらせていいのか

そして

生活保護法は

日本国憲法


第二十五条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に

努めなければならない。

の具体的実現が法律化された

つまり日本国民の権利=法=正義が

生活保護法に込められている

われわれの権利を殺してはいけない




彼らの詭弁に騙されてはいけない

よろしくお願いします

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