日本という閉鎖空間では右が国民コントロールするため愛国心を植え付けるのは
特に
日本のような「宗教的規制」がまったくないところでは効果的である
日本も以前、江戸時代、天草時貞四郎に引き連れられた島原の乱でわかるように
当時は藩及び徳川体制への忠誠が「愛国」のような機能を果たしていたが
彼ら島原の乱の人間にとっては
藩及び徳川体制よりキリストが上位にある
ゆえに「愛国」など自然な感情ではないことがこれだけでもわかる
つまり「宗教」はネイションを阻害するがゆえに
国家による「宗教的利用」であるが行われる
その端的な例が伊藤博文が発明した国家神道である
またローマ帝国におけるキリスト教の採用
ほかに「イスラム原理主義」であり
「キリスト教原理主義」(ブッシュ)であり
現在、もっともその過激な暴力形態がイスラエルである
宗教と国家の関係は以上のようなもので
日本ではネイションを阻害する「宗教」の力が絶対的に弱いので
誰もが日本でもっとも有力な宗教である
国体=国家神道=愛国に支配されている
だが
三島由紀夫は
愛国を官製の言葉がすると嫌っていたし
中野剛志という潜在的自民支持者も
「愛国ではなく忠国」と言っている
この本で言っている(つまらないので途中でやめた)
つまりこの忠国という言葉が端的に示すように
国家に対し「保守」は忠である
従うしかない
だがそれも
中野剛志という元・官僚のイデオロギー的言説でしかない
注意して欲しいのは保守と元官僚が言った言葉で
われわれ貧乏人及び人民には関係ない話であ
る
三島由紀夫の愛国は官製という言葉と言ったのは
彼においては
国体は絶対的な正義ではなか
ったのか
そう思われる
だから
三島のような言葉をもって
右翼を批判しても仕方がないのであるが
まあ、
バカ右翼には「忠告」にはなるのであろう(笑)
僕には不思議でならないのが
TPPに参加表明するといった安倍晋三を
売国奴と罵る「左翼」風である
以前の記事でも書いたが
http://communismworker.blogspot.jp/2013/03/blog-post_7.html
売国奴とつぶやかせるその意識をもたらしたのは
安倍のような極右であり
その極右イデオロギーに染まっている「左翼」風がまったくよくわからない
そもそも
日本共産党が尖閣を日本の固有の領土と言っていること自体が
日本の左翼など「左翼」風であって
左翼ではない
「愛国」を叫んでいる
ゆえに日本に左翼がはびこっている、というネット右翼のつぶやきは
論証不明
で
じつは正しくは
「左翼」風がはびこっているだけである
それだけのことで
「左翼」風は民主党を見ればわかるが
いつでも簡単に右傾化する
単なる保守反動である
三島由紀夫は愛国という言葉を嫌っていた、そして全学連と対話した(全共闘になってますが正しくは全学連です)
よろしくお願いします
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