2013年3月17日日曜日

右から左まで愛国を合唱する奇妙な国日本

日本という閉鎖空間では右が国民コントロールするため愛国心を植え付けるのは

 特に 日本のような「宗教的規制」がまったくないところでは効果的である 

日本も以前、江戸時代、天草時貞四郎に引き連れられた島原の乱でわかるように 

当時は藩及び徳川体制への忠誠が「愛国」のような機能を果たしていたが

彼ら島原の乱の人間にとっては 藩及び徳川体制よりキリストが上位にある 

ゆえに「愛国」など自然な感情ではないことがこれだけでもわかる

つまり「宗教」はネイションを阻害するがゆえに

 国家による「宗教的利用」であるが行われる 

その端的な例が伊藤博文が発明した国家神道である 

またローマ帝国におけるキリスト教の採用

 ほかに「イスラム原理主義」であり 「キリスト教原理主義」(ブッシュ)であり

 現在、もっともその過激な暴力形態がイスラエルである 

宗教と国家の関係は以上のようなもので 

日本ではネイションを阻害する「宗教」の力が絶対的に弱いので 

誰もが日本でもっとも有力な宗教である 国体=国家神道=愛国に支配されている

 だが 三島由紀夫は 愛国を官製の言葉がすると嫌っていたし 

中野剛志という潜在的自民支持者も 「愛国ではなく忠国」と言っている 
この本で言っている(つまらないので途中でやめた)

つまりこの忠国という言葉が端的に示すように 国家に対し「保守」は忠である

 従うしかない

 だがそれも 中野剛志という元・官僚のイデオロギー的言説でしかない 

注意して欲しいのは保守と元官僚が言った言葉で われわれ貧乏人及び人民には関係ない話であ



 三島由紀夫の愛国は官製という言葉と言ったのは 彼においては 国体は絶対的な正義ではなか

ったのか

 そう思われる だから 三島のような言葉をもって 右翼を批判しても仕方がないのであるが まあ、

バカ右翼には「忠告」にはなるのであろう(笑)

 僕には不思議でならないのが TPPに参加表明するといった安倍晋三を 

売国奴と罵る「左翼」風である

 以前の記事でも書いたが
http://communismworker.blogspot.jp/2013/03/blog-post_7.html
 売国奴とつぶやかせるその意識をもたらしたのは

 安倍のような極右であり

 その極右イデオロギーに染まっている「左翼」風がまったくよくわからない

 そもそも 日本共産党が尖閣を日本の固有の領土と言っていること自体が 

日本の左翼など「左翼」風であって 左翼ではない  「愛国」を叫んでいる

ゆえに日本に左翼がはびこっている、というネット右翼のつぶやきは 論証不明

で じつは正しくは 「左翼」風がはびこっているだけである

 それだけのことで 「左翼」風は民主党を見ればわかるが いつでも簡単に右傾化する 

単なる保守反動である



三島由紀夫は愛国という言葉を嫌っていた、そして全学連と対話した(全共闘になってますが正しくは全学連です)




よろしくお願いします

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